<あらすじ>
キリスト教カトリックの総本山ヴァチカン市国では、ローマ法王の死去に伴い次の法王選び“コンクラーベ”が行われていた…。数日後選ばれたのは誰も予想だにしなかったメルビル。カトリック教徒が待ちわびた法王の挨拶の日…。メルビルはそのプレッシャーから逃げ出してしまう。身分を隠し街に繰り出したメルビルが見た人々の生活や法王の存在意義とは…。
【公開】 2011年
【時間】 104分
<評価 ★★ 2>
「息子の部屋」で感動させてくれたナンニ・モレッティ監督作品ということで、かなり期待して見た。…が、一体何を言いたいのか不明瞭だった。
物語は分かりやすく、気弱なメルビルが結局みんなの嫌がる仕事を引き受ける形になり逃げ出す…といった感じ。しかしこんなに簡単に投げ出していいのか!?とも思うし、周りもこんな押し付けがましくていいのか!!?とも思う。
キリスト教の事をもっと知っていれば、なにか伝わってくることもあるのかもしれないのかな…?といろいろ疑問が残る作品だった。今後、もう少し時間が経てばわかることもあるのかなぁ…という期待を込めて星は1つではなく2つにしてみた(笑)