<あらすじ>
人間の子どものクローゼットの中にある“モンスターシティー”。子どもの悲鳴がエネルギー資源の世界で、怖がらせ屋として活躍するサリーとマイク。しかしある日、モンスターシティーに人間の子どもブーが迷い込んだことから事態は思わぬ方向に向かっていく…。
【公開】 2001年
【時間】 94分
<評価 ★★★★★ 5>
ピクサーの映画はいろいろ見てきたが、どれも本当に素晴らしい!
ストーリーの面白さはもちろんのこと、映像の綺麗さに驚かされる。サリーの毛並みやマイクの肌の質感は、まるで存在するかのようなリアル感がある。出てくるキャラクターはどれも個性的でかわいらしく、大人から子どもまで楽しめる作品だ。
人間の子どもを怖がらせることが仕事のサリーだが、その大きな体とは裏腹にとっても優しい性格。自分の怒った顔を見て、ブーが怯えているのを見た時、サリーがとても悲しそうな顔をしていてそれがすごく印象的だった。マイクは少しズルいところもあるが、友達思いで結局サリーに協力する優しいヤツ。そんな2人とブーのやり取りを見ていると、自然と心が優しくなる。いくつになっても楽しめる名作だ。