<あらすじ>
旧東ドイツ出身のヘドウィクは、共産主義体制の中、性別適合手術を受け、いざアメリカへ自分のカタワレ探しに出た。しかし手術で失敗した痕跡が残ったまま…。奇抜なファッションで、“自分”を歌い続けつヘドウィック。監督兼主演を努めたジョン・キャメロン・ミッチェルの強烈な中にも、繊細で物悲しい魂の叫びが感じられる作品。
【公開】 2001年
【時間】 95分
<評価 ★★★ 3>
映画の最初の場面でインパクトがすごい!そしておしゃれ!かわいい!!映画の中は歌あり、アニメーションありでまるでミュージカルのよう♪
物語は性別適合手術に失敗したヘドウィクが、幼い頃母親から聞いた「愛の起源」の話に出てきた、自分のカタワレを探し、自分とは何かを追い求めていく。見た目の派手さとは裏腹に、登場人物たちからは何か少し物悲しい雰囲気を感じ、自分らしく生きることは素敵なことではあるがその反面、孤独との戦いでもあるのかなぁと思った。
自分の中ではニュージャンルの作品だった。映画の中での主張が、すべて歌だったというのはすごく新鮮で面白かったが、その分日本語の歌詞を理解読むのに精一杯で言葉の端々が聞き取れなかったり、理解できなかったので星は3つ。