Cinema

＜あらすじ＞

純白の白鳥が似合うバレリーナのニナに、念願だったプリマドンナの座を獲得できるチャンスがやってくる。しかし舞台の上の白鳥の湖は、白鳥ではなく黒鳥…。綺麗で優雅な踊りをすることに一生懸命だったニナが、邪悪で官能的な黒鳥を演じるために葛藤し、ついには精神が崩壊してしまう心理サスペンス。

【公開】　2010年

【時間】　108分

＜評価　★　1＞

残念ながらこの評価。唯一の評価は主演のナタリー・ポートマンの演技かな…。予告編がとても面白そうだったのですごく残念だった。

物語の内容としては良いと思うが、映像にするとなかなか伝わってこなかった。妄想と現実の狭間で葛藤している様子は分かるのだが、その場面がわかりにくい…。（いつ現実になって、いつ妄想なのか…）そしてアメリカ映画にありがちな音と映像での大袈裟な表現。そこまで過剰な演出をしなくても、主人公の表情やさらには舞台で踊るときの表現などで純粋な少女が邪悪なブラックスワンに変化していく様子を描けたのではないか？と思ってしまった。