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シルク知識


シルクとは

シルク(絹)は、蚕の繭(まゆ)からとった動物繊維である。独特の光沢を持ち、古来より珍重されてきた。蚕が体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分とするが、1個の繭から約800~1,200mとれるため、天然繊維の中では唯一の長繊維(フィラメント糸)である。——from Wikipedia

 
絹まゆkinuito

シルクの歴史

silkhistory

  • 絹の発祥は紀元前2460年ごろ中国の黄帝の王妃・西陵がお湯の中に繭(まゆ)を落としてしまい、それを箸で拾い上げようとしたときに箸に巻きついてきたのが絹糸の発見したといわれております。
  • これらを織物にして西方諸国に輸出するため、西安(長安)とトルコのアンタキアを結ぶ7000キロの道がつながりました。これが”シルクロード”と言われています。
  • 当時のカイコから糸を製法する技術は他の地域が分かっておらず、織物の重さと同じ金と交換されていました。
  • 中国以外で養蚕が始まったのは6世紀ごろといわれており、ヨーロッパに養蚕技術が広まりました。
  •  日本には弥生時代に朝鮮半島から伝わって、明治時代に著しい発展を遂げてきました。
  •  現在、生糸になる繭の生産量は、世界中で約50万トンとなり、中国が半数を占めています。

シルクの特性

★真珠のような美しい光

シルクの繊維断面は三角形のため光を反射するとプリズムのように光を反射する

★しなやかでドレープ性が高い

繊維が細いため、肌触りがとても良い

★夏涼しくて、冬暖かい

繊維と繊維の間に空気を蓄えているので、熱伝導率が低い

★素肌にやさしい

18種類のアミノ酸たんぱく質で出来ており、人間の皮膚の成分と似ている

★静電気が起こりにくい

保湿性が高いため、水分により静電作用が起こりにくい

★ホコリが出にくい

繊維は長く、強く、わた切れせずホコリが出にくい

★ダニが付きにくい

通気性が良く、自然に温度や湿度を調整する働きもあるので、ダニが付きにくい

★染まりやすい

たんぱく質で出来ているので、染まりやすい

★太陽光に弱い

たんぱく質繊維のため、紫外線により表面劣化が起こり、黄ばみがでる

★シミが出来やすい

水や汗などの水分に弱く、色物などは色落ちしてしまう

★摩擦に弱い

繊維が細いため、摩擦などで切れてしまう

silkimage

シルク製品の取り扱い

★汗や雨は禁物

絹は汗や雨等の水に弱く、とくに色鮮やかなものほど色落ちしやすく、シミになりやすい。
[対応策]
・汗の多い人は、汗取りパットなどをつける
・雨の日の着用は避ける

★必ずクリーニングに出す

きわめてデリケートな素材であるため、クリーニングも無理が効かない。汚れやシミはなるべく早めに。
[対応策]
・なるべく汚さないようにする
・信頼のおけるクリーニング店に相談する

★直射日光を避ける。

絹は、紫外線(太陽光や蛍光灯)にきわめて弱く、色が褪せやすいため、直射日光は避ける。
[対応策]
・保管は風乾後、洋服ダンスに
・窓辺や蛍光灯の下には絶対置かない

★湿気は大敵

絹は、タンパク質繊維のため、湿度の多い場所や汚れがついたままの保管は、カビの発生や虫食いの原因となる。
[対応策]
・除湿剤や防虫剤を使用する
・シーズンオフの保管中もときどきチェックする

★香水等は直接つけない

香水やヘアスプレー等の付着は、その時はわからなくても、ドライクリーニング後に変色することがある。
[対応策]
・香水は肌に直接つけ、へアスプレーは着用前につける

★摩擦は避ける

ショルダーバッグや手荷物で擦れると、ホコリがついたように白っぽく見えたり(毛羽立ち)、織糸がずれたり(目寄れ)する。
[対応策]
・ゆとりあるサイズを選ぶ
・動作はおしとやかに

シルク(真綿)布団に関する知識

シルク布団の特徴

★健康に良い

現代科学の分析でも、皮膚細胞を活性化し、アトピー性皮膚炎・喘息・リュウマチ・神経痛・肩こり・冷え性などの予防に役立つといわれる。

★オールシーズン使える

温性と放湿性の両面を備え、冬は暖かく、夏は涼しい。蒸れないので梅雨の時期や、蒸し暑い夏も、オールシーズン快適に過せる。

★アレルギー予防

塵や雑菌を寄せ付けず、消臭・防臭効果があり、病人や高齢の方、埃が気になる方にも最適。

★薄くて軽い

軽くて嵩(かさ)が低いので、押入れの有効利用ができる。

シルク布団の取り扱い

  • 風通しの良いところに保管。
  • 干す場合は、紫外線によるふとん生地の劣化がおこりますので陰干しか、シーツやカバーをかけて干してください。
  • 干せない方は、エアコンを除湿にし、布団を椅子等で浮かした状態にして、下から風を当てると良い。

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