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アクセサリー知識


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アクセサリーは古代から各国の人に装飾品やお守りとして愛用され、貴金属、宝石などで作られることが多く、その神秘的な輝きは人々を魅了し続けています。
このページはアクセサリーに関する一部知識をご紹介させて頂きます。

貴金属

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・貴金属について

一般的に貴金属はゴールド、プラチナ、シルバーを指していて、色が美しく、 希少価値があり、安定な科学性質、展延性がいいとの特徴があります。

貴金属は、純度が高いほど柔らかく、ゴールドもプラチナもシルバーも、 そのまま純度100%での使用は、柔らかすぎてジュエリーの細工や加工には向いていません。 硬度が足りないと宝飾品本体に傷がつきやすく、爪が簡単にゆるんで、宝石がすぐにゆるんだり、 落ちてしまったりしてしまいます。

そこで、硬さを補強するため他の金属が混ぜられています。この混ぜられる金属のことを「割金(わりがね)」と言います。 基本となる貴金属と割金の割合(品位)を表すのにゴールドの場合は、一般的に24分率が、 プラチナとシルバーでは1000分率が使われます。

略名 成分 割合
Pt1000 純プラチナ プラチナ100%
Pt900 プラチナ90% Pt900+Pd100
Pt850 プラチナ85% Pt850+Pd150
Pt850+Pd100+その他50
K24 純金 金100%
K18(750) 金75% YG : Au750+Ag125+Cu125
WG : Au750+Pd250
PG: Au750+Ag50+Cu200
GG : Au750+Ag(残り75%以上)+Cu
K14 金58.5% YG : Au585+Ag300+Cu95+Zn
WG : Au585+Pd200+Ag100+Cu100+Zn
SV1000 純銀 銀100%
925 シルバ92.5% Ag925+Cuとその他75

*Pt(プラチナ)、Pd(プラジウム)、Au(金)Ag(銀)Cu(銅)、Zn(亜鉛)、YG(イエローゴールド)、PG(ピンクゴールド)、WG(ホワイトゴールド)、GG(グリーンゴールド)

GP P はメッキ(鍍金)を表し、GP は金メッキを指す。PP (プラチナ鍍金) P は Plateの略。
GF,GR F や R は張りを表し、GF や GR は金張りを指す

・貴金属のお手入れと保管

貴金属アクセサリーは密封した袋で個別に入れて、普段身に付けた後、柔らかい布やセーム革等で磨いていれば変色は殆ど防げますが、たまのお手入れとしてお勧めできるのは研磨剤を染みこませたジュエリー専用の布です。銀用、金用、プラチナ用に分かれていますので用途に合わせてご使用ください。
このほかにも簡単な汚れ落しの方法として中性洗剤や重曹をお湯に溶かして歯ブラシなどで磨けばある程度の汚れは落ちます。
超音波洗浄機は手垢や汚れは落ちますが天然宝石を留めた製品に使うときはお気をつけください。傷やヒビが入る可能性があります。

宝石

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宝石は天然石のみを指しまして、人的手段を介さずに自然界で生成された物質(鉱物、岩石および有機物)を言います。ただし、カット、研磨、および生成後に色、外観の処理がなされていても天然石という事になります。
宝石の特徴を生かし、最も美しく魅せるための技術はカットです。カットの種類は豊富にありますが、大別すると二種類に分けることが出来、それらの単体、あるいは複合した物がカット名称となっています。 一つは、ラウンド、ハートなどルースの形状を表す名称です。 そしてもう一つが、ファセットカット(小さな面を多数持つカット)やカボッションカット(曲面)のように、研磨方法を示す名称です。

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★カットの種類

・ラウンドブリリアントカット

20世紀を代表するカットと言われ、最もスタンダードなカット。輝きを最大限に活かす様に、中心から放射線条に計算されたファセットを持つ。 基本的に反射率の高い宝石に施されるカットで、ダイヤモンドの基準(4C)の一つにも入っている唯一のカット方法。

・オーバルブリリアントカット

オーバル(楕円型)が特徴のカット。ラウンドブリリアントと並び、最もポピュラーなカットの一つ。 輝きを最大限に活かす事が出来、方向性を持ったデザインジュエリーにも最適なため、人気は高い。 また、宝石によっては、ラウンドよりも原石の歩留まりを向上させる場合もある。

・マーキーズ(マーキス)ブリリアントカット

マーキーズ(両端の尖った楕円)が特徴のカット。先端部が細く、ある程度の硬度と耐脆性を持ち合わせた宝石に施されるカット方法。 輝きを活かすブリリアントカットの変種で、宝石を実際のカラットよりも大きく見せる事が出来る。

・ペアシェイプカット

ペア(洋梨)の形にカットされた物で、別名ドロップ(雫)カット。 ブリリアントの変種で、マーキーズ同様、ある程度の硬度と耐脆性が必要。方向性が強く、特徴的なデザインジュエリーに用いられる事が多い。

・ハートシェイプカット

ハート型にカットされた物で、65面と多くのファセットを持つ。カボッションタイプもある。 最も特徴的なカットの一つで、その姿から「愛」を連想させるため、マリッジリングなどに使用される事も多い。

・トリリアントカット

トリリアント(三角形)が特徴のカット。 丸みが無いため、峻厳なイメージを連想させる。 マーキーズほど鋭角にカットされる事は無いため、角はあるものの、そこまで宝石の種類を選ばずにカットする事が出来る。

・エメラルドカット

四隅を切り落とされた長方形が特徴のカットで、エメラルドに良く使用された。(エメラルドの結晶形からすると歩留まりが良く、屈折率的にも合っている。) 輝きを活かすというよりも、伝統的スタイルのジュエリーに良く使用されるカット。

・スクエアエメラルドカット

スクエア(正方形)が特徴のカットで、他の特徴は上記エメラルドに非常に良く似ている。

・バケットカット

バケット(棒状)が特徴のカット。 エメラルドカットと違い、四隅がカットされていない。横から見ると下部がステップ(階段)状になっているため、ステップカットとも呼ばれる。

・テーパー・バゲット・カット

テーパー・バゲット・カットとは、『テーパー』が『傾く』、『バゲット』が『棒状』で、台形の形にカットすることです。ダイヤモンドではファッションリングや脇石に使用されます。

・プリンセスカット

上部から見ると正方形になっており、最近開発されたカット方式である。 非常に計算されたカットで、カラーストーンの場合、四隅に向ってグラデーションが生じ、光の強弱まで楽しむ事が出来る。 また、ラウンド程ではないにせよ、ファセットを多く持つため、反射率の高い宝石にも向いている。

・オーバルカボッションカット

オーバル(楕円)が特徴のカットで、ファセットを持たないため衝撃に強い。 反射率の低い宝石や、遊色など光りの揺らぎが特徴である宝石に良く使用される。

★宝石のお手入れと保管

普段のお手入れ

  1. 化粧品は宝石全般に悪影響を及ぼします。宝石をつけるのは、お化粧の後にしましょう。
  2. ハンドクリームなど、油性のものが表面に付着すると、輝きが鈍ります。
  3. 果汁や温泉など、酸に弱い宝石も。食事のとき、温泉に入るときは、宝石ははずしましょう。
  4. ジュエリーをはずした後は,セーム皮やセルベット(洗浄拭き取りクロス)で、やさしく表面をぬぐいましょう。このとき、こするのは厳禁。
  5. 宝石を支えている部分(爪など)やデザインの込んだところは、柔らかい毛の小さなブラシなどで汚れをとってあげましょう。爪の緩めのチェックも必要です。
  6. 超音波洗浄器が苦手な宝石もあります。性質を確認してから利用しましょう。

宝石別のお手入れ

1. パール
汗や酸などに弱いため、夏場はなるべく肌に直接つけるのは避けましょう。使用後は柔らかい布で、汗やアブラを拭きとります。
2. トルコ石、ラピスラズリ、さんご、真珠、こはく、オパールなど
比較的硬度が低く、乱暴な取り扱いは破損の原因に。布ぶきがお手入れの基本です。
3. エメラルド、トパーズ、アメジスト、ヒスイなど
化粧品、特にスプレーや除光液に注意して下さい。また超音波洗浄機が苦手な石も多いので、気をつけましょう。
4. ダイヤモンド
非常に丈夫な宝石ですが、衝撃には厳重注意。またダイヤモンドは油脂が付きやすく、特にパビリオンと呼ばれる裏面に油が付き、輝きが失せていきます。ジュエリーをはずした後は、すぐにお手入れを。

保管ポイント

  1. 光を遮断できる事。
  2. 単独で宝石を入れられます。

[宝石に関する画像:from google 、カット種類内容:from 宝石ジュエリー大辞典、宝石のお手入れ:from セラジュール]


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