メンタル用語集


メンタルトレーニング関連用語集

メンタルトレーニングに関連する用語を掲載しています。

メンタルトレーニング
心をトレーニングして本番で自分の持てる力を十分に発揮できるようにすること。

a0055_000506

少々のショックから速やかに立ち直るには、精神面の強さが肝要! 心を強靭にしていくには、まずは心身のコンディショニングをしっかりさせてみましょう!

イメージトレーニング


ビジュアライゼーション
とも言い、頭の中でイメージを活用してトレーニングすること。

a1380_000374

ビジュアライゼーションとは見ることではない!
はっきり言います、99%の人はビジュアライズできません!いや、これはちょっと言い過ぎかもしれません。99%の人はビジュアライズできないと思っています。

メンタルリハーサル


イメージトレーニング
の延長で試合当日の朝目覚めてから試合の終了までを順を追ってイメージの中でリハーサルすること。

a0001_015503

事前に試合会場や試合の流れなどをイメージで予行しておくことで、不慣れな環境に慣れたり、突然のアクシデントなどにも動揺しないようにしてしまおうというものです。

外的イメージ


外的なイメージ
であたかもテレビで自分の姿を見ているような客観的イメージでフォームなどのイメージトレーニングによく利用する。

a1180_005268

イメージで感情を想起すれば、その感情を体験してい
るように感じるということである。

内的イメージ

「内的」イメージこれは自分の目線から見える主観的なイメージでタイミング学習や間合いの学習などでよく利用する。

a1370_000297

技術面でいえば、目を慣らせたり身体を反応させるタイミングを学習したりするのに役立つイメージといえる。

感覚イメージ


共感覚者
は、他の人がそれをもっていないことを知るまで、自身の体験が特別なことだと感じないことが多い。一方でその共感覚を隠している者も多い。
体の動きや筋肉の感覚、バランス感覚、など五感を通して感じる感覚的なイメージ。

a0001_000912

目で実際に見えるということです。実際には色がついているわけじゃないとわかっていても見えてしまう、それが共感覚です。

大脳辺縁系


本能に関わる脳
と恐れや怒り、喜びなどの情動に関わる脳とがある。

a0002_010285

自ら考えて成功体験を積むことで目標を達成できる脳に変わってゆく。逆に、体罰などで人から指示されると、嫌な気持ちになる。これは本能的なものだ。

右脳と左脳


右脳と左脳の違い
右脳は体の左半身を、左脳は右半身を司っている。右脳は視覚的な情報に関わり、左脳は言語的な情報に関わる。

a0002_008558

「左脳は理屈、右脳は感覚」理屈的なものを考えてるときには左脳の活動が活発になり、芸術的な絵を見たり音楽を聞いたりしているときには右脳の活動が活発になることが観測でわかっています。

グルタミン酸


グルタミン
酸神経細胞を興奮させる伝達物質。コンブ、チーズ、緑茶などに大量に含まれるほか、シイタケ、トマト、魚介類などにも比較的多く含まれていることが知られている。

a1640_000328

グルタミン酸は、脳機能を活性化して、ストレスへの抵抗力を強くする作用があります。また免疫力が高まる事で病気や怪我からの回復を促進させる。

GAVA


GABA「ギャバ」
は主に脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として働き神経細胞の興奮を抑える伝達物質。よく知られているのは発芽玄米で、100g中に10mgのギャバが含まれています。これは実に白米に含まれるギャバの約10倍にあたる量です。このほかにも、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品に、ギャバが多く含まれています。

a1640_000252

GABA(ギャバ)とはアミノ酸の一種で、リラックス効果があることで近年注目されている成分です。脳内の興奮を鎮め、平常心を保つ手助けをしてくれる癒しの存在です。

アセチルコリン


アセチルコリン
は骨格筋や心筋、内臓筋の筋繊維のアセチルコリンの受容体に働き、収縮を促進する。自律神経の内、副交感神経を刺激し、脈拍を遅くし、唾液の産生を促す活性がある神経から筋肉へ収縮の情報を運ぶ伝達物質。イワシなどの魚にも含まれている物質で、脳の機能を向上させる働きがあります。現在、最もアセチルコリンの供給源となっていると言われているのはレシチンです。レシチンは体内でコリンに変換され、さらにアセチルコリンへと変換されます。これは卵黄、レバー、ナッツ類に豊富に含まれています。

a0001_009312

記憶の中枢である海馬は、脳の中でも特に「アセチルコリン」が多く、「アセチルコリン」が不足すると記憶に障害が生じます。

ドーパミン


ドーパミン
は運動機能、ホルモン調節機能の他、快感、多幸感、運動調節に影響を与える。脳全体の情動を調節していて、黒質のドーパミン細胞は運動の調節に関係している。集中力や注意力も失われ、無力感、無気力になったりします。

a1180_001099

ドーパミン、喜び、快楽の脳内物質。やっぱり褒められたり、評価される、結果がでる事には、益々やる気がでるでしょ?あれです。

セロトニン


セロトニン
細胞は体温調整、睡眠に関係している。セロトニン不足がうつ病の原因になると言われている。セロトニンは、脳の中で分泌される神経伝達物質の一種で、 温泉に入って、ほっと一息ついて安らぐようなときに、筋肉がゆるんだとき、よい香りを感じた時などに分泌され、 興奮や不快感を鎮める働きがあります。

a0002_002241

セロトニンとは人間の精神面に大きな影響与える神経伝達物質のことです。セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整えます。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れやすくなります。

ノルアドレナリン


ノルアドレナリン
やドーパミンなどの興奮を高める物質でこの濃度が上昇すると気分が高揚してくる。ノルアドレナリンは筋肉、運動器官を収縮、緊張させる働きを受け持っていますが、何もない平静な状態の時には分泌されていません。ノルアドレナリンは筋肉を緊張させるので、スポーツ選手にとっては最悪の脳内ホルモンとなります。

a0006_002520

ノルアドレナリンは緊張したり、不快感を感じた時に放出されます。 ノルアドレナリンが多い状態は緊張状態になるため、注意力、集中力がアップします。

前頭連合野


前頭連合野
とは、文章を声に出して読んだり、計算したりすると前頭葉を含めた前頭連合野が活発化すると言われている。衝動に動かされず、理性にしたがって、五感から集まってきた情報を整理統合し、理解して、それに基づいて様々な価値判断や意志決定をし、指令を出す司令塔す。

a0002_007861

前頭連合野が衰えると・集中力の低下・判断力の低下・注意力の低下・怒りっぽくなる・自制心の低下・意欲の低下など。

条件反射、条件づけ


条件反射
を鍛えるには、回路を何度も何度も繰り返し反復して働かせると非常に素早く効率的に働く回路が出来上がり行動を予測し、それをコントロールすることである。

a1180_005271

それに対する行動を無条件に行える、 つまり思考過程をすっ飛ばして行動に移れるように訓練を行っておけば、反射行動並みの速度でループが回せるのではないか、という事が考えられます。

ルーティーン


ルーティン
を取り入れている選手で有名なのがイチロー選手です。
試合前は、緊張していて、いろんな不安や迷いが心の中をよぎると思いますが、それらを無理にうち消そうとすると余計に意識する事になってしまいます。
不安や迷いはうち消そうとするのではなく、別の事に意識を向ける事で和らぐのですが、その手段としてルーティンがあるのです。ルーティンをしながら、意識を自分の呼吸や身体の感覚に向けていく事により、不安や迷いを生んでいる考えから意識を遠ざける事ができるのです。

a1620_000216

ルーティンは、無理なく自然と続られる動作でいいです。さらにルーティンの動作と呼吸を整えるという事が連動しているとなお良いと思います。自分に合ったルーティンを日頃の練習から取り入れ、実践する事がルーティンを身につる近道です。

残像


残像
メンタルトレーニングは、学習やビジネス、スポーツのトレーニングとして活用されていることが多いのですが、不安や恐怖という緊張状態を解くことに対しても、あるいは自分の心の正しい集中力がアップすることにも効果があり赤は緑、青は黄、白は黒といった補色がモノを見た後などに目を閉じると表れる。

a0001_017594

一点集中残像メンタルトレーニングとは、カードを利用した視覚体験によって私たちの脳に直接、集中力とリラックス力アップを短時間で働きかけるものです。

ブローカ野


ブローカ野
言語を発する運動を制御していてる。他に聞いた言葉を理解するウェルニッケ野、読み書きの中枢である縁上回と角回などが脳の左半球を中心に存在している。ごく単純に言えば、ノド、唇、舌などを動かして言語を発する役目を負っている。

ブローカ領域JPc

触覚や痛覚などの体性感覚や味覚を担う。ブローカ野は人間の進化における、言語発達の指標となると考えられている。

高次運動野


高次運動野
は,補足運動野,前補足運動野,帯状皮質運動野に分かれます。運動のプログラムを担当している。補足運動野は自分の記憶に従って運動する時の、運動前野は視覚の情報に従って運動する時のプログラムを担当している。同じ運動を繰り返すのにつれて、脳が効率よく働くようになる。

a1180_005273

小脳


小脳
とは、スポーツは、この小脳で記憶されるんです。初めて自転車に乗れたときのことを思い出してください。ある日、突然自転車に乗れるようになったら、今度はコケられないですよね。こけるの難しいですよ(笑)。でも、おかしくないですか。それまでは、乗ろうと思っているのに乗れないんですよ。それがある時を境に、コケられなくなるんです。小脳と大脳基底核は運動の微妙な調整を行う。運動学習した際に、学習によって出来上がったプログラムは小脳に蓄えられていると考えられている。

a1180_006133

小脳の機能は、運動機能の調整をすることが役割であり、平衡、筋緊張、随意筋運動の調節を行っています。このため、小脳が損傷を受けると、運動や平衡感覚の調節がとれなくなり精密な運動ができなくなったりするのです。

視床下部


視床下部
から自律神経に指令が行き、体温を上げたり、呼吸を早めたりといった防御反応を整えて、臨戦体勢に入ります。人間の自律神経系の中枢であり、この部位が大脳辺縁系と密接に関わり合って情動を表出している。視床下部は、体に加わった負荷(ストレス)を受けて、体の状態を保つための指令を出します。

a1180_002937

オーパードレー二ング症候群などは、スポーツによる心身のストレスが原因となり、視床下部を介して内分泌器官に作用し、体にさまざまな変化を起こしている状態なのです。

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠の周期には二通りがありレム睡眠は脳が覚醒し体が眠っている浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りで90分周期で現れる。その周期が90分で1サイクル。そしてサイクルの合間に目を覚ますと睡眠時間に関わらず比較的、良い目覚めを得られるのです。睡眠不足はスポーツのパフォーマンスを著しく低下させます。

a0002_008266

イチロー選手は9時間タイガー・ウッズ選手は10時間石川遼選手は11時間白鵬関は16時間と、功績を残しているスポーツ選手も一般的な睡眠時間よりは明らかに多く寝ているみたいです。

サーカディアンリズム

概日リズム(サーカディアンリズム)睡眠以外にも人間の生体は24時間周期のリズムをもっている。朝起きて、夜眠るという一定のサイクルを規則正しく繰り返す生活のリズムのことです。人は皆、生活のリズムを持っています。私たちが過ごしている地球時間は24時間、そして体内時間は25時間あります。

a1180_007384

この1時間の時差を修正してくれるのが、『朝、光に当たる』ということです。朝、日に当たることによって 全身が目覚め、各器官も調整されます。

メラトニン

メラトニンは『朝目覚めてから太陽光を浴び、夜になると自然と眠くなる』、という人間の自然な生活サイクルを作っているわけです。
この自然な生活サイクルが崩れる(夜型の生活を続けるなどして)、セロトニンが不足する、などすると、メラトニンがうまく生成できなくなり、不眠症などを引き起こす原因となります。
夜間に松果体から分泌される事が多い、鎮静、催眠作用、坑ストレス作用などを持つ。メラトニンが放出されると眠りにつきやすくなる。

a0002_008274

眠る前に部屋をすこし暗くすると眠りに入りやすいのは、このメラトニンの働きをうまく利用しているからです。眠りに落ちる頃にはメラトニンの分泌はかなり活発となり、自然な眠気が訪れることになります。

積極的休養


積極的休養
とは、体を休めるだけでゴロゴロしているのは消極的休養、仕事以外の趣味や運動などをして夢中に過ごすことを積極的休養といいます。積極的休養 ⇒ 70~80%回復消極的休養 ⇒ 20~30%回復というデータもあり、積極的休養を取った方が、疲労回復が2倍のスピードで進むことがわかります。

a0002_010329

積極的休養と消極的休養。 積極的休養とは、デスクワークなどで疲労した体を、 軽い運動をすることで休ませる休養。 消極的休養は、横たわるなどにより疲労を解消する休養法。 この両者の休養法でどちらが効率的に体を休めることができるでしょう。

温熱刺激


温熱刺激
とは、気の流れ(経絡)には「ツボ」があり、そのツボから気が出入りすると考えられる。ところが、そのツボを中心に気の流れがとどこおり病気になる。熱刺激によって気の流れをスムーズにするのが治療目的である。お湯に体をひたすと自律神経系の副交感神経が優位になり心身がリラックスする。

a1180_007179

β波(ベータ波)


B派(ベータ波)
とは、脳波がもっとも早い状態。通常の状態として日常生活をしている時の脳波が、このベータ波の状態・心配、批判、警戒、緊張、パニック状態(脈拍も速く、呼吸数も増える)なども緊張や不安な状態で表れる。「よし、今日から私は積極思考を心掛けよう」と、せっかく決断したのに、長続きせず、またいままでどおりの否定思考者に戻ってしまうのは、潜在意識の中の「マイナス思考」が、せっかくのポジティブ情報をはねかえしてしまうからです。あなたの脳の中は、マイナス思考が支配し、また、その方が居心地がいいようにされている状態です。

a0006_001819

心配したり、パニック状態にあったり、批判したり、また、警戒したり、注意深く考えたりなどは、この状態です。スポーツマンでたとえると、脳波が、B波の時は、筋肉が硬直して、記録が出にくいといわれている。

α波(アルファ波)


α波(アルファ波)
とは心身をリラックスさせて意識を集中すると、脳からアルファ波という脳波がたくさん出ます。このアルファ波状態に入ると、いかなる場面においても実力を100%発揮できるようになります。好きな事をしたり、リラックスしている時に表れる。この時に分泌されるホルモンがストレスの解消や脳を活性化する働きをする。

a1180_008271

アルファ波は、自宅や職場に水槽などを置き、手軽に誘導することができます水槽内の魚を眺めているだけで、揺らぎ効果によりアルファ波がでると言われています。

音楽療法


音楽療法
は、クラシック音楽などを活用して音楽を聞いたり演奏したりする際の生理的・心理的・社会的な効果を応用して、心身の健康の回復、向上をはかる事を目的とする、心身の健康を図る療法。

a0002_006882

ストレスはその原因がわかれば、解決したようなものだといわれるが、なかなか自分自身でも原因がわからないことが多い。そんなときには、その気持ちと同調するような音楽を聴く。すると、自分の心が見えてくるのだ。

Share

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">